鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科

研究科紹介研究科長メッセージ

鳥取大学が、鳥取師範学校、鳥取青年師範学校、鳥取農林専門学校、米子医学専門学校、米子医科大学を母体にして学芸学部、医学部、農学部の3学部からなる新制大学としてスタートしたのは1949年(昭和24年)のことです。その後1965年(昭和40年)に工学部が設置され、現在の4学部体制となりました。大学院修士課程(博士前期課程)については、 1967年(昭和42年)に農学研究科(修士課程)の設置に始まり、工学研究科(修士課程、のちの博士前期課程)、教育学研究科(修士課程、のちの地域学研究科)、医学系研究科(修士課程)が順次設置され、その後、改組等はありましたが、2017年(平成29年)3月に至っています。この間に、9,000人ほどの修士が誕生しています。

鳥取大学に大学院修士課程が設置されてから半世紀経ち、この間、世界も日本も大きく様変わりしました。社会はグローバル化が進み、ヒト、モノ、カネ、情報が国境を越えてすごいスピードで行き交い、また、常に新しい知識や情報を取り入れないと生きて行けない、いわゆる知識基盤社会、情報基盤社会に姿を変えました。高等教育機関、特に大学院修士課程(博士前期課程)の役割は、そういった厳しい社会において専門分野でしっかりと社会に貢献できる人材を養成することにあります。

こういった役割を果たすためには、これまでの大学院教育でやってきた狭い専門分野における高度な知識・技能の習得だけでなく、分野を超えた幅広い知識や体験に基づく俯瞰的かつ地球的視野から総合的に物事を考えられる思考力が充分習得できるような教育の仕組みが必要となります。そこで、2017年(平成29年)4月に地域学研究科(修士課程)、工学研究科(博士前期課程)、農学研究科(修士課程)の3つの研究科を統合し1つの研究科にした大学院持続性社会創生科学研究科を創設しました。本研究科のカリキュラムでは分野を超えた幅広い知識や体験に基づく俯瞰的かつ地球的視野から総合的に物事を考えられる思考力が充分、習得できるような様々な工夫がなされています。本研究科での学びには、そういった新しい面がある一方で、昔と変わらない研究活動も重視しています。学部では、いろいろなところから知識や情報を収集し頭に入れることが主な学びでした。大学院では、研究活動に従事することで、新たな知見を見出し、学問に新しい知を加えるとともに外部に積極的にきちんと情報発信する。これが、今も昔も変わらない大学院修士課程(博士前期課程)の重要な学びのひとつです。本研究科で学ぶ学生には、幅広い視野を持つことに加えて、こういった研究活動を通して、持続性社会の創生に貢献できる高度専門職業人として求められている、課題の発見と解析から、課題の解決とその説明までの、総合的な能力の向上も目指して頂きたいと願っています。

中島研究科長
研究科長
中島 廣光

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